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梅の知識

皮が薄く、種が小さく、果肉がやわらかい「南高梅(なんこうばい)」は、梅の最高級ブランドです。全国の梅の収穫高の約6割を占める和歌山県の中でも、とくに太平洋と紀州山地に抱かれたみなべ町が一大産地です。「南高梅」と言うと梅干しを思い浮かべる人が多いかもしれませんが、最近では梅酒、菓子、梅ジュース等さまざまなラインナップが取り揃えられています。

南高梅とはNanko ume

  1. 紀州産南高梅とは

    梅干と言えば、紀州産南高梅。梅で、日本で一番のブランドです。それは、やっぱり品質一番。「皮が薄く、種が小さく、果肉がやわらかい」からです。南高梅の品種は、和歌山県のみなべが発祥の地です。和歌山県で栽培され、梅干、梅酒、梅エキス、梅菓子、梅ジュース等、梅素材を活かして、たくさんの商品になって日本中はもちろん世界でも好評です。
  2. 南高梅は白いごはんに

    健康で長生きできると世界でもブームになっている日本食。すしやすき焼き、天ぷらなどがよく知られていますが、「日本人なら白いご飯に梅干しが一番!」という方も多いのではないでしょうか。「梅はその日の難逃れ」ということわざがあるように、白いご飯にぴったりの梅干しを朝食に取り入れれば、その日1日元気にすごせること間違いなしです。
  3. 南高梅はなぜ人気?

    紀州産の最高級梅、「南高梅」。完熟した実が自然に落下するのを待って収穫するため、フルーティーで香りが高く、果肉がやわらかいのが特徴です。梅干しだけでなく、梅酒、梅ジュース、梅菓子等と商品ラインナップも増え、日常の食卓のお供だけでなく、高級贈答品としても人気です。美味しくて健康的で、安心の南高梅は、健康と美を応援します。
  4. 南高梅の誕生

    和歌山県みなべ町は、梅の最高級種「南高梅」のふるさとです。南高梅は、明治時代に高田貞楠氏が果実の大きい梅を見つけ、「高田梅」として栽培したのが最初です。1951年に「梅優良母樹種選定会」が発足し、5年にわたる研究の結果、高田梅が最優良品種と認定されました。調査に当たったのが南部高校の教諭竹中氏と生徒であったため、校名と高田氏にちなんで「南高梅」と名付けられました。この「南高梅」の名称は昭和40年に農林省に名称登録されています。
  5. 南高梅の主な栽培地(みなべ・田辺)

    和歌山県は、全国の梅の収穫高の6割を占める一大産地です。中でも、聖地・紀州の山々を背に、遥かな太平洋に面したみなべ町は、「ひと目百万、香り十里」と言われる南部梅林を擁し、主力産地として知られます。また、隣接する田辺市も、南高梅の産地として知られます。このエリアでおいしい南高梅が作られ、全国の皆さまの食卓へと届けられるのです。
  6. 南高梅は完熟させ落下してから収穫してます

    南高梅のおいしさの秘密は、たっぷりと熟して甘味を含んだ梅の実が、自然に落下するのを待ってから収穫すること。その鮮やかな黄色が熟度の印です。熟した生梅は黄色と紅色のコントラストがとても美しく、フルーティな果実の香りがします。毎年6月には、この完熟梅を収穫した車がみなべの街を行き交い、活気が生まれます。
  7. 南高梅(うめ)は果実の仲間 – フルーティです

    梅というと、すっぱいイメージを持っている方も多いのでは。実は、梅はすももやアンズといった果実の仲間なのです。とくに、南高梅は黄色く熟した実が自然に落下するのを待って収穫するため、みずみずしくフルーティな果実の香りが楽しめます。ただし、果物と違って生梅は食べられないので、昔の人は塩漬けにして保存食として口にしていたのです。
  8. 和歌山県は日本一の収穫高

    全国の梅の収穫高(約10万トン前後)のうち、和歌山県はなんと6割に当たる約6万トンを生産しています。黒潮の影響を受け、和歌山県南部地域は1年を通じて気温の変化が少なく、温暖で雨量が多く日照時間も長いことから、梅の栽培に適しているのです。和歌山で収穫される梅のほとんどが、最高級種として知られる「紀州南高梅」です。これは、60年前に南高梅が生まれてからすこしづつ有名になり今では全国で有名になっています。
  9. 南高梅は厳しい選別基準を設けています

    紀州梅の産地では、品質を維持するため、選別の際のサイズや等級に厳しい基準を設けています。粒サイズは5L、4L、3L、2L、L、M,Sと7段階もあり、さらに品質(キズの有無)でA級、B級、C級、他等と4段階に選別しています。また、「特選マーク」を付与された梅干しは、最高品質「紀州梅干」の証です。
  10. 南高梅 – 和食にいつも

    白いご飯に味噌汁、焼魚、梅(漬物)、卵などの和食は、毎日食べても不思議と飽きず、おいしく感じられるという人も多いでしょう。とくに、白いご飯のおともとして相性ぴったりの梅干しは、海外旅行や出張に持っていくという人もいるほどです。梅干しには、疲労回復や美肌効果があるクエン酸が多く含まれます。梅干しの最高級種「紀州南高梅」で、毎日元気に過ごしましょう。
  11. 南高梅 – 世界のUme

    梅干しは古くから、日本の伝統食として食されてきました。梅の実は生食できないため、塩で漬けて保存食にするという昔の人の知恵です。最近は梅酒や梅エキス、梅ゼリー、梅ジュースなど、南高梅を使ったさまざまな商品がラインナップされています。デザートやパスタやフレンチトーストなどに梅を加えると、違った味わいです。ヘルシーな日本の梅は、これから世界のUmeとなるでしょう。

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